Rhino 躓いた点まとめ
自作キーボードのケースを板金加工で製作するにあたって、Rhinoを利用し始めました。 初めて触るまともなCADということもあり、いろいろ躓いた点があったので、それぞれについて対処法・よかった手法をまとめます。
Grasshopperについては扱いません。
ソリッドを結合したのに面が繋がらない
ブール演算等でポリサーフェスを作成したとき、同一平面上に位置するサーフェスであっても自動で1枚に結合されないことがあります。
たとえば、直方体2つに対してBooleanUnion
を適用した以下の例では、左側や正面に見える面が途中で途切れ2枚になっています。
このままでは、大きな径の面取りが正しく作成できなかったりし不便です。
そこでサーフェスの結合、MergeAllCoplanarFaces
です。
ポリサーフェスを選択し実行することで、同一平面上のサーフェスを結合して綺麗にしてくれます。
ソリッドでの面取りはどれを使うか
ポリサーフェスの辺を面取りしたいとき、これ見よがしにツールバーに置いてある『サーフェスをフィレット』を選択しそうになります。
しかし、正しくは『エッジをフィレット』です。
曲線の繋ぎ方
開いた曲線を繋ぎ合わせて1つの閉じた曲線を作りたいとき、閉じるという操作からCloseCrv
をしそうになりますが、これでは個々の曲線がそれぞれで閉じてしまいます。
Join
を適用することで、正しく1つの閉じた曲線にすることができます。